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ボーイスカウト・ノウハウ集
スズメバチに出会ったとき、刺されたときの対処
■スズメバチに出会ったとき!■■スズメバチに刺されたとき!■
■スズメバチに出会ったとき!
1.巣の近くで大声を出したり、強い振動を与えたりしないようにする。
2.スズメバチは黒くて動くものを攻撃する性質がある。(白い服、白い帽子が良い!)
3.偵察蜂に遭遇した場合は、頭(黒色)を隠し、姿勢を低くして、ゆっくりその場を離れる。
4.蜂の攻撃を受けた場合、手やタオルなどで払うのは危険。
蜂は前後(上下)の動きには鈍感であるが、左右や急激な動きには敏感である。
■スズメバチに刺されたとき!
1.患部からの毒液除去 ・できるだけ速やかに毒液を口などで吸い出す。(ポイゾンリムーバー)
2.毒成分の不活性化
・20%タンニン酸軟膏、3%タンニン酸アルコール、渋柿の汁などを、刺された直後に患部に塗り、後に水洗いする。(アンモニアは効果なし!。)
毒液は水に溶けやすい。
3.治療
・患部の腫れや痛みには冷湿布をし、抗ヒスタミン剤を含むステロイド軟膏を塗る。
4.アレルギー性症状
・身体各所或いは全身の蕁麻疹、だるさ、息苦しさなどの症状がある時は、次に刺されると症状が悪化することがある。
※市販殺虫スプレーや抗ヒスタミン剤を含むステロイド軟膏を携帯するとよい。
※「ポイゾンリムーバー」:ハチやヘビの毒を吸い出すための救急用具